マンション売却時の減価償却の計算を解説!複雑な計算も概算して見積もろう

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マンション売却時の減価償却の計算を解説!複雑な計算も概算して見積もろう

不動産取引において、マンションの売却は多くの人にとって重要な経済的決定です。
特に、売却時の財務計算において減価償却の理解は欠かせません。
この記事では、マンション売却と減価償却の基本を解説し、その仕組みと売却時の影響について掘り下げていきます。

□マンション売却と減価償却の基本

マンション売却にあたって覚えておきたい必要な減価償却と、売却に関わる影響や税金についてご紹介します。

*減価償却の意義と基本原理

減価償却は、不動産や車、パソコンなどの高価な資産が時間とともに価値を失うことを会計上で表す仕組みです。
不動産の価値が年々目減りすることを経費として計上し、損益を適切に反映させられるようになります。

たとえば、700万円の機械を購入した場合、これを一度に経費として計上するのではなく、耐用年数に応じて毎年分割して計上します。
これにより、1年目の大きな赤字を避け、各年度の利益を均等に分けられます。

*マンション売却時の影響

個人が自宅用マンションを減価償却の対象とすることもありますが、対象は建物部分に限られます。
売却時の利益計算では、この減価償却を理解しておく必要があります。
譲渡所得税の計算においては、売却益から減価償却費を差し引いた取得費を考慮します。
これにより、実際の税金額が算出され、適正な納税が可能になるのです。

*確定申告の必要性

マンション売却で利益が出た場合、確定申告を行い、必要な税金を納める必要があります。
確定申告は年度末までの所得を申告するもので、所得が生じた年の翌年に行います。
特に減価償却を行っている場合、適正な申告が必要です。
売却益が出なかった場合でも、確定申告を行うことで節税効果が期待できる場合もあるため、検討する価値は大いにあります。

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□マンション売却時の取得費計算と減価償却の役割

それでは取得費計算と減価償却の役割について以下に挙げます。

1:取得費の計算とその重要性

マンションを売却する際、取得費の計算は譲渡所得税の算出において重要な要素です。
取得費とは、マンションを購入した際にかかった総費用を指し、これには購入代金、仲介手数料、登記費用などが含まれます。
売却時の譲渡所得は、「売却価額-取得費-譲渡費用」の式で計算され、この取得費が譲渡所得税の額を大きく左右します。

2:減価償却の取得費への影響

減価償却は取得費計算において重要な役割を果たします。
マンションなどの不動産は時間の経過と共に価値が下がるため、この価値の低下を反映させる必要があります。

減価償却を通じて、建物価格の減少分を取得費から差し引くことで、より現実に近い譲渡所得を算出できるのです。
具体的には、「購入価額-減価償却費」で取得費が計算されます。

3:確定申告における減価償却の扱い

確定申告時には、減価償却を適切に反映させた取得費を申告することが重要です。
減価償却を行うことで、譲渡所得が減少し、結果として支払う税金が軽減される可能性があります。

また、減価償却を適切に行わないと、実際より高い税金を支払うことになる恐れがあるため、正確な計算と申告が必須です。
減価償却に関する知識と確定申告の手続きには特に注意が必要です。

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□新築・中古・リフォームマンションの減価償却事例を紹介

それでは、実際に減価償却費の事例を用いてより分かりやすくご紹介します。

1:新築マンションの減価償却計算

新築マンションを購入して売却する場合、減価償却費は、建物購入価格に対する耐用年数と経過年数に基づいて計算されます。
たとえば、建物部分の購入価格が2000万円で、耐用年数が70年、所有期間が10年の場合、減価償却費は約270万円となり、売却時の取得費は1730万円になります。
このように計算された取得費を譲渡所得税の計算に用います。

2:中古マンションのケース

中古マンションの場合、購入時にすでに減価償却が進んでいます。
購入時に建物の取得価格を正確に把握し、それを基にした減価償却計算を行います。
たとえば、購入時の建物価格が7792000円で、購入から売却までの期間が10年の場合、取得費は約6740080円になります。
この取得費を基に譲渡所得を算出し、税金を計算します。

3:リフォームしたマンションの特例

リフォームを施したマンションを売却する場合、リフォーム費用も減価償却の対象になります。
たとえば、リフォーム費用が500万円で、リフォームから売却まで10年経過している場合、リフォーム部分の減価償却費は約67.5万円となり、リフォーム後の建物取得費は432.5万円になります。
このように計算された取得費を、売却時の税金計算に反映させる必要があります。

お金周りに関する計算は複雑で難しいかもしれません。
当社は熊本市周辺で、このような皆さまの住宅取引を書類の面からもサポートしております。
煩雑な手続きでお悩みの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

□まとめ

この記事では、マンション売却における減価償却の基本から、新築・中古・リフォームマンションごとの計算事例をご紹介しました。
減価償却はマンション売却時の取得費計算において重要な要素であり、適切な知識と計算が必要です。
新築、中古、リフォームしたマンションそれぞれで減価償却の計算方法が異なるため、売却を検討する際は、これらのポイントを理解し、正確な取得費を計算することが欠かせません。

当社はこのような手続きもサポートしておりますので、ぜひお任せください。

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中本伸也

投稿者

中本伸也

15年以上不動産業界に従事し、宅地建物取引士や賃貸経営不動産取引士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家です。不動産に関するお悩みやご質問は、ぜひ私どもにご相談ください。豊富な経験と知識で最適なご提案とサポートをいたします。お気軽にお問合せください。

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