金峰山
熊本市西区は、金峰山や白川、有明海など豊かな自然に恵まれた地域です。金峰山一帯は金峰山県立自然公園に指定されており、公園や観光農園もたくさんあります。山頂には展望台もあり、晴れた日には有明海の湾奥、佐賀平野から島原半島、天草諸島の島影まで見渡せ、夜は熊本市街の夜景を一望することができます。山中には巨石がいくつも横たわっている拝ヶ石巨石群や、宮本武蔵が籠もって五輪書を書き記したことで知られる霊巌洞(岩戸観音)および五百羅漢のある雲巌禅寺、夏目漱石の小説「草枕」の一シーンに登場する峠の茶屋などが、また東側の麓には宮本武蔵ゆかりの美術品等を収蔵する島田美術館や加藤清正の菩提寺本妙寺などがあります。熊本の歴史や文化を語る上でも重要なエリアとなっていますので、歴史好きな方にはたまらない場所ではないでしょうか。
川内みかん
また金峰山の西側にある河内町では河内みかんが有名で、山麓に広がっているみかんの段々畑は『熊本のマチュピチュ』と言われています。同じく河内町にあるアウトドア施設『のんねむ』には土を主題とする「アースバック工法」で建てられた個性的なお家がたくさんあり、『熊本のマチュピチュ』と並んでSNS映えすると大変人気のようです。