不動産売却の手順を解説！注意点やスムーズに手続きを進めるコツまでご紹介します

不動産の売却をしたことがある方は、そんなに多くないでしょう。
そのため、相続などで使わない不動産を所有してしまった方は、どのように処分すればよいかわからないということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産売却の手順と、注意点、スムーズにすすめるためのポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

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□不動産売却の流れを解説！

ここでは、不動産売却の流れを６つのステップに分けてご紹介します。

まず、不動産会社に売却の相談をします。
不動産売却についてよくわからないという方は、まずインターネットで調べたり不動産会社に相談したりして「不動産売却とはどのようなものか」を把握しましょう。
相談をする際には、以下のような書類を準備して持参することをおすすめします。

・所有不動産の物件概要書
・登記事項証明書（登記情報）、もしくは固定資産税納税通知書
・間取り図および敷地測量図

相談時には、価格査定を受けて不動産の売却価格を決定します。
物件の内覧をしてもらい査定を受ける訪問査定が一般的です。

続いて、不動産会社と媒介契約を結びます。
媒介契約とは、売却が成立したときの不動産会社が受け取る報酬額や売却活動の方針を取り決める契約のことです。
このとき、不動産の状況（建物の劣化状況や周辺の騒音など）を告知書にまとめておきます。

媒介契約を結んだら、不動産の売却活動を開始します。
ここからは不動産会社が主導して売却活動を行います。
不動産会社が広告を掲載し、そこから問い合わせがあった際に買い主へ物件の紹介をします。
このとき、売り主も立ち会うことが一般的です。
その後買い主から購入申込書を受け取ったら、売却活動は終了です。

買主が決まったら、次のステップは、不動産会社が「買主側の住宅ローン事前審査」と「物件の最終調査」をおこない、問題なければ買い主と売買契約を締結することになります。
この際に、以下の必要書類を準備しておきましょう。

・実印・認印
・身分証明書
・登記済権利証
・印鑑証明書
・収入印紙

買い主と重要事項を読み合わせ、売買契約書を締結します。
契約時には、署名の押印と本人確認を行ったあと、手付金の授受をして完了します。

契約が締結されたら、決済後物件の引き渡しに移ります。
売り主の住宅ローンの残債がある場合は、融資先の金融機関との間で同時に返済をする必要があるので覚えておきましょう。
決済が完了した同日のうちに、現地で不動産を引き渡します。

最後に、不動産売却後に利益を得た場合は確定申告が必要です。
以下の書類が必要になるため準備しておきましょう。

・住民票
・建物・土地の登記事項証明書
・源泉徴収票
・確定申告書・計算明細書
・不動産売買契約書のコピー

それぞれ申請する機関が異なるためあらかじめ調べておいてください。
確定申告に必要な書類を準備して申告書に記入ができたら、税務署で手続きを行いましょう。
これで不動産売却が完全に終了です。

□不動産売却の流れにおける注意点をご紹介！

ここでは2つの注意点をお伝えします。

1つ目は、ざっくりとした流れを頭に入れることです。
後悔しないよう、ざっくりとした流れをしっかり把握しておくことは大切です。
段取りをしっかり把握していれば、余裕を持って売却に臨めるでしょう。

2つ目は、わからないことは専門家に聞くことです。
不動産売却についての知識がない状態で判断するのは非常に危険です。
分からないことがあれば、専門家に相談してアドバイスをもらうことをおすすめします。

不動産会社の担当者以外にも、司法書士、税理士、行政の窓口など不動産売却にかかわる相談ができる機関はたくさんあります。
悩みに合わせて相談先を選ぶと良いでしょう。

□不動産売却をスムーズに進めるには？

ここまで、不動産の売却の実際の流れについて詳しくお伝えしてきましたが、やることがたくさんあるけれど、長い期間悩むのは嫌だなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは不動産売却をスムーズに進めるためのコツを3つ紹介します。

1つ目は、費用の見積もりまでを事前に行っておくことです。
物件を引き渡す前段階でも、手付金や仲介手数料などがかかります。
このような費用はあらかじめ確保しておけるとスムーズに進むでしょう。

2つ目は、不動産会社選びに時間をかけることです。
媒介契約を結ぶ不動産会社は、しっかり検討することをおすすめします。
査定額だけではなく、売却までの手続きなどにおけるサポートの充実度なども、不動産会社を選ぶ上で大切なポイントです。

3つ目は、不動産の基礎知識を勉強しておくことです。
不動産の売却は仲介してくれる不動産会社に任せてしまうことは可能です。
しかし、売り手自身もある程度の不動産の知識を持っておけば、よりよい不動産会社選びにつながります。

□まとめ

今回は、不動産売却の詳しい流れや注意点、売却をスムーズに進めるためのコツを紹介しました。
分からないことがあれば専門家に相談して、後悔のないようしっかり検討することが大切です。
熊本市周辺の不動産の売却でお悩みの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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