中古マンションの寿命は?耐用年数や長く住める物件の特徴を解説します

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中古マンションの寿命は?耐用年数や長く住める物件の特徴を解説します

そろそろマンションの管理維持が難しくなってきた、建て替えの話も出ているという場合は「売却」も検討してみましょう。
特に中古マンションは人気があるため、老後を安心して過ごしたい方に「売却」の選択肢はピッタリです。
今回は、中古マンションの寿命事情から長く住めるマンションの特徴まで解説します。
ぜひ、チェックしてみましょう。

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□寿命はどのくらい?中古マンションの耐用年数

□寿命はどのくらい?中古マンションの耐用年数

中古マンションは寿命が気になるところですよね。
マンションの寿命は耐用年数で表されます。
2014年の東京カンテイの調査では、中古マンションが立て替えられるまでの年数を耐用年数とすると、耐用年数の全国平均は33.4年となっています。

一方で、マンションには法定耐用年数という法的に決まった耐用年数の目安があります。
法定耐用年数とは、財務省が発表している耐用年数です。
この数値は、賃貸マンションを経営している人が、滅価償却費を計算する際に用いられます。
鉄筋コンクリート造りの中古マンションは耐用年数が47年とされています。
つまり、47年たったら、価値がゼロになるということです。

しかし、法定耐用年数は、実際の耐用年数を示しているわけではありません。
そのため、法定耐用年数にとらわれず、管理の具合や耐震構造を加味して考えるようにしましょう。

物理的に計算すると、マンションの寿命や耐久性はどのくらいといえるのでしょうか。
国土交通省の調査によれば、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造の構造体の耐用年数は120年、メンテナンスした場合は150年となっています。
とはいえ、日本には耐用年数100年を超えるマンションは存在しません。
マンションの寿命という点でいえば、現在の状態や管理、耐震構造などを考慮する必要があるでしょう。

□長く住める中古マンションの特徴

では、長く住める中古マンションの特徴は何でしょうか。

まずは、管理状態です。
立地や建材に良いものを使っていても、管理ができていないと意味がありません。
耐久性が高いイメージのあるコンクリート建築にも、外的環境からくるダメージで消耗します。
そのため、外壁塗装や屋上防水は12年~15年を目安に大規模な修繕が必要です。
また、割れたガラスの交換やさび止め塗装、扉の油差しなど細かな補修箇所もチェックするようにしましょう。

続いて、建材です。
使用されている資材や設備画質が良く長持ちするものであれば、マンションの寿命も長くなるでしょう。
マンションに使用されているコンクリートの質も、マンションの寿命に関わっています。
鉄筋コンクリート造のマンションをチェックする際は、これらのポイントを確認してみましょう。

・セメントに対して水の比率が低いもの
・鉄筋を覆っている部分が分厚い

この2つの特徴を満たした鉄筋コンクリート造のマンションはコンクリートのひび割れも少なく、中の鉄筋がさびにくくなります。

また、マンションの建て替えが必要となるのは、給排水管の状態によるものが大きくなっています。
近年は、従来の使用されてきたメッキ鋼管から、腐食に強くつまりを防ぐ塩化ビニール管、架橋ポリエチレン管を使用するマンションが増えてきています。
さらに、配管工菅が容易なサヤ管ヘッダー工法が普及しています。
それにより、給排水管は以前より良い状態を保ちやすくなったと言えるでしょう。

最後は、立地環境や外的な影響です。
常に建物は、雨、風にさらされて、直に日差しを浴びています。
そのため、特に外壁や屋上防水はダメージを受けやすくなります。
反対に日光の当たりにくい環境でも、湿気によってコケやカビの温床となりやすいでしょう。
海岸の近くでは潮風による金属の腐食も起こるため、外壁塗装や屋上防水で、建物の周辺環境に合わせて整備して劣化を防げるようにしましょう。

□中古マンションの寿命で建て替えの話が出たら売却の検討も

マンションの建て替えの話が出たら、売却を検討するのもおすすめです。

寿命が来たマンションの建て替えは大変な作業です。
建て替えや住み替えによって居住者負担や自身の新居探しが必要になれば、大きなコストがかかります。
長い間住んでいると、所有のマンションの建て替えの話が出ることもあるでしょう。
その場合は、中古マンションとして価値があるうちに売却するのがおすすめです。

中古マンションは人気があります。
そのため、建て替えのコストが懸念される場合は、中古マンションの価値が残っている状態で売却しましょう。
特に、老後の生活を考えると、中古マンションを売却してマンションや一戸建てに住み替えるのが安心です。

□中古マンションの寿命で建て替えの話が出たら売却の検討も

□まとめ

中古マンションを長く住める状態にするには定期的なメンテナンスが重要です。
しかし、メンテナンスしていても、建て替えをするとなるとかなりのコストがかかるため、売却を視野に入れるのが良いでしょう。
熊本市周辺でマンションの売却をご検討の際は、当社までご連絡ください。
丁寧な査定や売却のご相談に応じます。

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