夫婦が離婚した場合に、住んでいたマンションをどうするべきなのか悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「そのまま住み続けたらどうなるのか」「離婚後にかかわりを持ちたくない」
今回の記事では、このように思われている方のお悩みをすべて解決します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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□離婚でマンションを売却せずに住み続けるとどうなるの?
離婚後にマンションにそのまま住み続けるのは、メリットもデメリットもあります。
また、必ずしもマンションを売却しなければいけないというわけではありません。
それぞれの側面から、解説していきましょう。
*マンションを売却しないメリット
1つ目は、生活環境が変わらないことです。
特にお子様がいる場合には、これは大きなメリットと言えるでしょう。
お子様にとって離婚は大きな出来事で、物心がつく年齢になると、かなり傷ついてしまうかもしれません。
特に離婚して違う土地に引っ越すと、環境に適応するのにかなりの負担がかかるかもしれません。
その点、マンションにそのまま住み続けることによって住環境の変化が少なくなるので、負担が減るでしょう。
2つ目は、金銭的な負担を減らせることです。
引っ越しには、かなりのお金がかかりますよね。
新しい物件を探したり、引っ越し業者に依頼したりとたくさんの費用がかかってしまいます。
マンションにそのまま住み続けることによって、これらの費用を負担しなくてよくなるので、精神的にも安心できますよね。
*マンションを売却しないデメリット
1つ目は、一人で住む場合には住宅ローンの負担が大きくなることです。
住宅ローンを支払うのは、マンションに住んでいる人です。
離婚によって住居を出た人がローンを支払い続けることは法律上可能ですが、金融機関が承諾しない場合が多いです。
そのため、ローンが残っている状態のまま一人で住む場合には追加で融資を受ける必要があるでしょう。
2つ目は、離婚後も相手に住所を知られた状態になってしまうことです。
これが心配な点として挙げられるのは、DVやモラハラによるストレスが原因で離婚をした場合でしょう。
精神的な苦痛から解放されて新しい生活を送りたい方にとっては、その家に住み続けると相手側に住所が知られているという状況は精神的負担になるので、住み続けない方が良いでしょう。
3つ目は、マンションを売却できなくなる可能性があることです。
マンションの売却には、名義人による承認を受ける必要があります。
マンションを購入した名義が共有名義の場合、売却する際には両方の承諾が必要です。
そのため、自身が売却しようとしたとしても、相手側が拒否してしまうと売却できません。
以上が、マンションを売却せずに済み続けた場合のメリット・デメリットです。
このような側面を考慮したうえで判断することが大切です。
次の章では、マンションに住み続けたくない方に向けて、離婚の際にマンションを売却する方法について解説します。
□離婚の際にマンションを売却するには?
離婚時にマンションを売却するには2つの方法があります。
*仲介
これは不動産会社に売却の仲介を依頼して、購入希望者を募る方法です。
売り出すマンションによっても変わりますが、購入希望者が見つかるまでに平均3カ月前後かかります。
この方法は、時間と手間がかかりますが、より高い価格で売却できるのが特徴です。
時間に余裕がある方におすすめの方法です。
*買取
これは、不動産会社に直接マンションを買い取ってもらう方法です。
この売却法の特徴は、購入希望者を募る必要がないことであり、売却まで最短で1週間ととても速いです。
ただし、仲介で売却する価格に比べると7割程度の価格になってしまうことが多いので、より高く売却したいという方にはおすすめしません。
□離婚後に相手とのかかわりを断ちたい方へ
現在、離婚した後もそのままマンションに住み続けるという判断をされる方が多くいらっしゃいます。
離婚後もそのマンションに住み続けることによって、お子様にとっての生活環境が変わらない点や金銭的な負担が減るという点では、メリットを得られるかもしれません。
しかし、同じマンションに住むということは、長きにわたって離婚した相手と関係が続いていくということです。
離婚する原因は様々ですが、基本的には良くない理由が多いでしょう。
一方で離婚をした際にマンションを売却して現金化してしまうことで、リスクを減らせます。
また、これからの生活を自由に送れるようになるでしょう。
このような点から、離婚後に関係を断ちたいという方には、マンション売却をおすすめします。
□まとめ
今回は離婚後にマンションを売却せずに住み続けた場合のメリット・デメリット、マンションの売却方法について解説しました。
熊本市周辺で離婚時のマンション売却を検討されている方は、ぜひ当社までご連絡ください。
お待ちしております。
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