転勤でローンが残っている家を売却したいときはどうする?方法や注意点を解説します!

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転勤でローンが残っている家を売却したいときはどうする?方法や注意点を解説します!

急な転勤で家を手放すことになってお困りの方はいらっしゃいませんか。
家を売却することだけでも大変ですが、住宅ローンが残っている場合はさらに必要な仕事が増えてしまいます。
手順を知ってできるだけ失敗のないようにしたいですよね。
今回は、転勤で家をどうするべきかについて、ローンの対処法も含めて解説します。

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転勤で家をどうすべき?

□転勤で家をどうすべき?

急な転勤で購入した家から離れることになった場合、基本的には「賃貸」「売却」「空き家」の3つの選択肢になります。
これらは状況に合わせて最適なものを選ぶ必要がありますが、それぞれの選択に長所や短所があるので順に解説します。

*賃貸として貸し出す

使わない家を賃貸にすると、家賃収入を得ることができます。
家は何もせずにおいているだけでも維持費や税金や住宅ローンの支払いなどがかかります。
賃貸での収入でそれらの支払いを軽減、または収益にすることができます。

注意点として、ローンが残っている場合は借入先の許可が必要です。
住宅ローンは居住目的の人を対象としたローンですので、無断で賃貸にすることは契約違反になります。
転勤の場合は事情を話せば認められることが多いので、まずは賃貸にしたい旨を報告しましょう。

また、収入である以上税金の納税が必要になります。
確定申告のための準備をしておきましょう。

*売却してしまう

かなり長い期間家に戻ってくる予定がなく、借り手が見つかるかどうか分からない場合や賃貸にすることに不安がある場合は、思い切って売却してしまうのも1つの手段です。
家を売却することの大きなメリットは、売って得たお金を新しい家への購入資金に回せることです。

ただし、ローン残高が残っている場合は抵当権のため売却できないので、まずは借入先の銀行などに相談しましょう。
転勤などの住み替えに対応した住み替えローンを利用できることもあるので、自分が今どういう状況にあるのかを細かに伝えましょう。
住み替えローンは通常の住宅ローンより利息が高くなってしまうことには注意しましょう。

*空き家のままにする

家を離れるのが短い期間で、すぐに戻ってくる予定があるならば空き家のままにしていても問題ありません。
この場合も必ず借入先への連絡は忘れないようにしましょう。

□売却の時にローンが残っている場合はどうする?

家を売却することを考えたときに立ちはだかるのが残ったローンの問題です。
住宅ローンを完済していない場合は抵当権により自由に家を売ることができません。
そのため、借入先にローンの一括返済をすることがまずやるべきことです。
この時、家の売却によるお金でローンを返済するという選択肢もあります。

しかし、家を売って手持ちの資金を合わせてもまだローンの完済に届かないというケースもあるかもしれません。
そういったケースでは、転勤のような事情で家を住み替える場合に利用できる住み替えローンがあります。
この方法では、現在のローンを新たな家を購入するためのローンにしています。

ただし、改めて審査がある上に、通常の住宅ローンより金利が高くなってしまう欠点もあります。
いずれにせよ、住宅ローンがある家を売却したい場合にはまず借入先の金融機関に相談しましょう。
ローンがある状態で無断に家の売却や賃貸にする場合は契約違反となります。

□転勤で家を売却する方法

転勤で家を売却することになった場合も、通常の売却と特に変わったことはありません。
ここでは、家を売却するまでの方法や流れを解説します。

まずは、情報収集を行います。
売却の期間や注意点、自分の物件の売却相場など、なるべく多くの情報を集めておくと安心して売却を進められます。

次に、不動産会社を探して査定してもらいましょう。
より親身になった売却までのサポートをしてもらいたい方は、当社のような地域密着型の不動産会社を選択しましょう。
地元の情報や特徴に詳しく、1人のお客様にかけられる時間が長いという利点があります。

不動産会社が決まったら、媒介契約を結びます。
これは、家の売却の仲介人となる契約で、詳しく契約内容についても確認しておきましょう。
媒介契約は3種類あるので、どれが自分に合ったものかも含めて不動産会社とよく話し合いましょう。

その後、購入希望者を探します。
宣伝は主に不動産会社が行うので、これといってやることはありませんが、家は予めきれいにしておきましょう。
希望者が現れた後は契約内容の交渉に移ります。
契約が無事にまとまったら、いよいよ物件の引き渡しです。

このように様々な準備が必要なので、期日までには早めに進めておきましょう。

転勤で家を売却する方法

□まとめ

今回は、転勤で家をどうするべきかと、売却することになった場合の手順について解説しました。
家の売却で分からないことが多くてお困りの場合は、ローンのことは金融機関が、不動産のことは我々不動産会社が的確なアドバイスが可能です。
熊本市周辺で不動産関係でお悩みの方は、ぜひお気軽に当社にご相談ください。

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中本伸也

投稿者

中本伸也

15年以上不動産業界に従事し、宅地建物取引士や賃貸経営不動産取引士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家です。不動産に関するお悩みやご質問は、ぜひ私どもにご相談ください。豊富な経験と知識で最適なご提案とサポートをいたします。お気軽にお問合せください。

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