空き家を活用する方法として様々方法があげられます。
売却、賃貸、取り壊して土地を活用する、リノベーションして住み続けるなどです。
その中でも今回は、空き家を売却するメリットをおさえ、流れや注意点までしっかりおさらいします。
空き家売却をご検討の際は、ぜひ本記事で空き家売却の概要をつかんでみてくださいね。
熊本県で不動産売却をお考えの方へ: すがコーポレーション(イエステーション)はオンラインで不動産処分の手続きを行うが可能です。平均売却日数55日、最短24時間以内のスピード売却にも対応しております。 (*詳しくは下記URLをクリックください) https://suga-baikyaku.com/lp
□空き家を売却するメリット
空き家を売却するメリットは大きく3つあります。
空き家を売却するメリットは維持費や管理の負担がなくなることです。
不動産は所有しているだけで維持費や管理費がかかってきます。
特に空き家は、換気や通水など定期的に管理をしなければどんどん劣化していきます。
遠方から元実家を管理しに行く場合もかなり手間や費用がかかります。
空き家を売却すれば、維持費や管理の負担も軽減できます。
また、近隣への迷惑になることも防げます。
空き家の管理が面倒になり、放置した場合以下のような被害が発生する恐れがあります。
・景観の悪化
・害虫の発生
・不法投棄
・雑草の繁茂、落ち葉の飛散、植栽の越境
・建物倒壊、屋根材・外壁材等が飛散・落下
・雑草の浸入や樹枝の越境
・放火や火の不始末による火災の発生
・犯罪を誘発する
・不審者が不法滞在する
・ポストの悪用
継続して管理やメンテナンスができない場合は、売却したほうが良いでしょう。
□空き家を売却する手順
1.査定依頼
空き家を売却する際はまず、その空き家の価値を知ることが大切です。
空き家がどのくらいの価格で売れるのか知るには、不動産会社で「査定額」を出してもらいましょう。
2.不動産会社と契約する
査定金額や不動産会社の担当者の対応を加味して、契約する不動産会社を決めましょう。
契約の種類には、「専属専任媒介契約」、「専任媒介契約」、「一般媒介契約」があります。
それぞれ売却に関する決まりが違うため、きちんと確認しておきましょう。
3.売り出し価格を決める
契約が終われば、売り出し価格を決めましょう。
この価格を決めるステップは売却活動に大きく関わるので慎重に検討するようにしましょう。
ここでは、相場を知っておく必要があります。
価格の設定が相場よりも低いと、安値で売却される可能性があります。
逆に、高すぎると売却しづらくなるため、注意が必要です。
4.買主と交渉する
購入希望者が現れたら、売却価格や売買のタイミングを交渉します。
できるだけ安く購入したいと、値下げ交渉をされる可能性もあります。
自分が損をしないための線引きをしつつ、柔軟に対応する姿勢が大切です。
5.契約・引き渡し
交渉が成立すれば、不動産会社の指示に従い契約をすすめましょう。
書類をすべて揃え、買主からの支払いが済めば、引き渡しが完了したことになります。
□空き家を売却する注意点
空き家を売却する注意点は、以下の3つです。
1つ目は、売却前に名義を確認することです。
空き家の名義人が自分になっていることを確認しましょう。
不動産を売却する際に、その不動産を売却する権利があるのは名義人本人だけなのです。
空き家の持ち主が、被相続人(名義人が亡くなられた空き家の持ち主)のままだと、空き家の売却を行えません。
空き家の名義人になってない場合は名義変更を行います。
名義変更を行う場合は登録免許税を用意して、法務局で申請しましょう。
2つ目は、価格を設定する場合は高めに設定することです。
初期の空き家の販売価格は、少々高めに設定しておきましょう。
家の売却額を決める際は、買主は必ず値下げ交渉をします。
売主はこの値下げ交渉に多少は対応するのが一般的です。
この価格交渉に対応することを考えて、初期の販売価格は少し高めに設定しておきましょう。
空き家の場合は、なかなか売れないことも多くあります。
その際は、一度販売を中止し、価格を下げて再び売りに出します。
空き家の売却にあたって仲介手数料や税金、諸経費もかかるため、売れないからと安く売りに出すのはやめましょう。
売却額でこれらの支払いを行えるように準備しておきましょう。
3つ目は、空き家を売却するには時間がかかることを心得ることです。
空き家は売却に時間がかかります。
前提として、空き家である、という特徴は買主にとってあまりよくないものですし、空き家や古い家であれば、建物に劣化がみられるため買主が見つかりづらくなります。
一般的には、家の売却活動にかかる時間は3~6か月です。
空き家の場合はそれ以上かかると考えておいて良いでしょう。
地方でも時間をかければ買主が見つかる可能性はあります。
売れない期間にももちろん固定資産税や維持費をなるべくかけないように対策しておきましょう。
□まとめ
空き家を売却する際は、リスクや管理の手間から解放されるのがメリットでした。
ただし、売却には長期戦になることを念頭に置いておきましょう。
売却は、空き家にまつわる不安を一挙に解決できる空き家の対処法です。
ぜひ積極的に検討してみましょう。
熊本市で、空き家の売却をお考えの際はぜひ当社までご相談ください。
すがコーポレーションでは「不動産売却物語」というお客様の事例を掲載しております。 (*詳しくは下記URLをクリックください) https://suga-baikyaku.com/story/