専任媒介契約についてわかりやすく解説します!

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専任媒介契約についてわかりやすく解説します!

媒介契約は一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つがあります。
今回は、不動産会社1社と契約を結ぶ「専任媒介契約」についてご紹介します。
物件の状態によって、契約の向き不向きも変わります。
しっかりと検討して、効率よく売却活動を行えるようにしましょう。
一見、どれがいいかわからないという方もぜひ参考にしてみてくださいね。

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□専任媒介契約についてわかりやすく解説!

□専任媒介契約についてわかりやすく解説!

そもそも、媒介契約とは何でしょうか。
媒介契約とは、不動産会社に不動産売買の仲介を依頼する際に、不動産会社と結ぶ契約のことです。
この契約を結ぶ理由は、トラブルを未然に防げるよう、売買の条件を明確にして取り決めをしておくためです。
媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があります。

専任媒介契約は契約を1つの会社のみと結ぶ媒介契約です。
2社以上と契約する一般媒介契約とは異なり、1社のみの契約ですが、自分で買主を探して取引をする「直接取引」は認められています。
加えて、不動産会社は媒介契約を結んだ後、7日以内にレインズ(指定流通機構)への登録が義務付けられています。
そのため、契約が1社のみでも他の不動産会社へ不動産情報が共有されます。

売主への状況報告に関しても決まりがあり、2週間に1回とされています。
専任媒介契約では、1社のみと契約するため他の不動産で売買契約が決まることはありません。
そのため、不動産会社に積極的に販売活動をしてもらえるでしょう。
買主が決まりやすいのはもちろん、比較的スムーズに売却できます。

専任媒介契約では、1社の販売力に完全に頼ることになるため、不動産会社は慎重に選びましょう。
1社のみの契約では、囲い込みと呼ばれる違法行為をする会社もあります。
囲い込みとは、売主、買主双方から仲介手数料を得るために虚偽の情報を流し、情報の開示をせずに自社での売買成立を目指す行為です。

これでは、販売活動が不利になってしまうので、不動産会社は信頼できるところに決めましょう。

□専任媒介契約のメリット

専任媒介契約の1つ目のメリットは、窓口を1つにできる点です。

一般媒介契約では、複数社と契約できる分、対応が大変になります。
一般媒介契約では、報告義務もないため販売活動の状況が把握しづらいでしょう。
さまざまな不動産会社と契約すると、手間がかかったり、販売活動の状況が把握しづらくなったりするデメリットがあるのです。

一方、専任媒介契約は、1社だけの契約のため窓口が1つになっているため、基本的には契約した不動産会社への対応で済みます。
それに、報告義務もあるため、常に販売活動の様子が分かるのも安心ですよね。

それでは、一般媒介契約と比べて情報が広がりにくいのでは、と思う方もいるでしょう。
専任媒介契約では、不動産情報がレインズに掲載されるため、他の不動産会社でも購入希望者を紹介してくれます。
1社のみとの契約でも買主を見つける機会を逃さずにすむでしょう。

2つ目のメリットは会社独自のサービスが受けられる点です。
専任媒介契約した特典として、各社がさまざまな独自サービスを提供しているのです。
最近では、多くの会社が「買取保証」と呼ばれるサービスを提供しています。
買取保証とは、一定期間で家が売れなければ、不動産会社自身がその家を買い取ってくれるサービスです。

こちらは、専任媒介契約でなければ利用できないサービスです。
こうしたサービスも含まれるため、確実に売却したい方には、専任媒介契約が適しているでしょう。

□専任媒介契約がおすすめのケース

専任媒介がおすすめのケースは、売りにくい物件を売りたい場合です。
売りにくい物件の条件として、立地が悪いこと、築古であること、旗竿地、違法建築であることが挙げられます。
こうした物件を売却したい場合は、専任媒介契約がおすすめです。

また、自分で買い手を探す場合にも専任媒介契約がおすすめです。
専任媒介契約は、特徴が似ている専属専任媒介契約と違って自分で買主を探せます。
そのため、自分で買主を探せる、買主の見当がついている、契約書の制作に慣れているという場合は専任媒介契約を選びましょう。

媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つの種類があります。
この内どれにしようか迷った場合は、専任媒介契約が良いでしょう。

専任媒介契約は、売却までのスピード、契約書作成をはじめとする手間、自ら買主を探せる全体としてのバランスが良い契約方法です。
加えて、欠点も少ないため迷ったら専任媒介契約で不動産会社と契約するのが良いでしょう。

□専任媒介契約がおすすめのケース

□まとめ

専任媒介契約はデメリットが少なく、バランスの良い契約方法でした。
自分の物件の状態や販売計画で迷ったら、まずは専任媒介契約から検討してみましょう。
熊本市周辺で不動産売却をご検討の際はぜひご相談ください。
地域に密着した情報や知識をもとに不動産売却をサポートいたします。

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中本伸也

投稿者

中本伸也

15年以上不動産業界に従事し、宅地建物取引士や賃貸経営不動産取引士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家です。不動産に関するお悩みやご質問は、ぜひ私どもにご相談ください。豊富な経験と知識で最適なご提案とサポートをいたします。お気軽にお問合せください。

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