一戸建て住宅を売却する際の内覧で押さえておきたいポイントをご紹介します!

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一戸建て住宅を売却する際の内覧で押さえておきたいポイントをご紹介します!

家に住みながらの売却を考える場合、内覧について悩まれる方が多いと思います。

しかし、内覧は売買の成否を決めるといっても過言ではないほどに重要です。
あなたが賃貸物件を借りたり家を購入したりするときに、内覧時に不安を感じていたら、売買へと至らなかったのではないでしょうか。

今回は内覧に関する基礎知識、注意点、事前の準備について解説するので、ぜひ最後までご一読ください。

□一戸建て住宅を売却する際の基礎知識について解説します!

□一戸建て住宅を売却する際の基礎知識について解説します!

初めて家を売却する方にとっては、内覧がどのようなものなのか分からずに不安に思う方もいるでしょう。
まずは内覧についての基礎知識を身に付け、内覧の準備に取り掛かりましょう。

はじめに、成約までの内覧件数は5件から10件程度といわれています。
家の購入は高額な買い物であり、内覧者は複数の家を比較して慎重に検討するため、タイミングによっては最初の内覧で成約に至ることもありますが、10回以上内覧しても成約に至らない場合もあります。
成約に至らずとも気を落としすぎずに、対策して次の内覧対応に備えましょう。

次に、築年数の浅い物件と立地の良い物件は、成約が早く決まる傾向にあります。
新築に比べて値段が下がる中古住宅ですが、築年数の浅い物件であれば建物や設備の汚れや劣化が少なく、新築よりもコスパ良く購入できるため売れやすい傾向にあります。
また、都心に近い、スーパーやコンビニに近いといった、生活に必要な施設が周囲に充実している家も人気があるため、成約が早く決まりやすいですし、売却価格が高くなることもあります。

内覧申し込みから成約までの流れは、以下の4つのように進みます。

1.内覧希望者から不動産会社に内覧の申し込みが入る
2.日程調整して内覧を行う
3.内覧者と条件交渉を行う
4.売買契約を結ぶ

内覧者が物件を気に入った場合、条件交渉次第では値下げの交渉や家の引き渡し時期を話し合い、双方の合意をもって売買契約が締結されます。

□内覧時にやってはいけない注意点を3つご紹介します!

居住中の物件の内覧対応で、やってはいけない注意点を3つご紹介します。

*買主に対して営業する

物件の良い点をアピールして、購入してほしい気持ちは分かりますが、売主からの過度なアピールは逆に印象を損ねかねません。
「眺めが良い」「買い物が便利」「お風呂が広い」とメリットばかりを伝えても、不信感を与えてしまうかもしれないので、買主に直接聞かれたときに答えるようにした方が良いでしょう。
物件のアピールポイントについては、不動産会社と念入りに販売戦略を立て、不動産会社から買主にアピールしてもらいましょう。

*ペットから目を離す

買主の中にはペットが苦手な方もいるでしょうし、少し油断しているうちに買主にかみついたり、買主の荷物を汚してしまったりする恐れもあります。
また、ペットが自由に家の中を動き回っていては、買主も落ち着いて内覧できないため、内覧時は預けておくかゲージに入れておき、どちらも厳しい場合は常に手で抱えるようにしておきましょう。

*嘘をつく

「嘘をつくなんてありえない」と思われるかもしれませんが、売却理由や近隣での事故物件、近隣トラブル、こうした内容を知っていたにもかかわらず伝えなかった場合、告知義務違反として損害賠償を支払わなければいけなくなります。
そこで嘘をついて契約へと至り、契約後にウソがばれてしまった際には知っていたら購入しなかったとトラブルにもなるため、買主からの質問には絶対に嘘をついてはいけません。
特別な売却理由で買主に直接伝える気が進まない場合、不動産会社を通して伝えると良いでしょう。

□内覧前にするべき準備について解説!

内覧前の準備として大切なのは、柔軟なスケジュール調整で内覧数と成約率を上げることです。
先ほどご紹介した通り、5件から10件ほどの内覧で成約に至ることが多いので、内覧を1回断ることは、売却のチャンスを1回逃がしているのと同じです。
「たかが1回日程が合わなかっただけ」ととらえるのではなく、貴重な1回を取りこぼさないように、できるだけ相手の都合に合わせて日程を決められるようにしましょう。

またその時は、日中の時間帯で内覧調整することもおすすめです。
住宅の決定において、日当たりは重要な判断要素の1つであり、明るい時間の方が気分も明るくなることも多いです。
内覧者の希望もありますが、夜中や悪天候時ばかりに内覧が重なってしまい、日当たりに関する不安が解消されないと、成約に至らない可能性もあります。

自分の家が最もよく見える時間帯を把握しているのは売主なので、不動産会社とも相談して、適切な時間で調節してもらうと良いでしょう。
不安に思われる方もいらっしゃると思いますが、内覧の効率を上げるために鍵を不動産会社に預け、売主が同席せずに内覧を任せる方法もあります。

□内覧前にするべき準備について解説!

□まとめ

内覧のポイントは、当日までに掃除や整理整頓を済ませておき、家や部屋をきれいに、広く、明るく見せることです。
当日だけに注力するのではなく、事前の準備を怠らずに内覧数を増やすことが、成約へとつながる近道かもしれません。

当社は、熊本市周辺で皆様の不動産売却をお手伝いいたします。
この記事が、内覧に悩む方の不安を解消する一助になりましたら幸いです。

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中本伸也

投稿者

中本伸也

15年以上不動産業界に従事し、宅地建物取引士や賃貸経営不動産取引士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家です。不動産に関するお悩みやご質問は、ぜひ私どもにご相談ください。豊富な経験と知識で最適なご提案とサポートをいたします。お気軽にお問合せください。

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