マンション売却の流れとローンが残っている場合の対応ガイド!初めての方でも安心

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マンション売却の流れとローンが残っている場合の対応ガイド!初めての方でも安心

マンションを売却する際、多くの方が不安や疑問を抱えます。
特に、ローン残債を抱えている場合、その売却プロセスはより複雑に感じられるでしょう。
この記事では、マンション売却の基本的な流れと初心者が注意した方が良いポイントについて解説し、ローン残債の有無に関わらず、スムーズな売却をサポートします。

□マンション売却の基本的な流れと初歩的な注意点

不動産売却は、一見複雑に思えるかもしれませんが、基本的なステップに沿って進めば、思いの外スムーズに進行することが多いです。
以下にその流れと、特に初心者が意識した方が良い点をご紹介します。

1:売却の相談と査定

不動産売却は、まず専門の不動産会社に相談し、現在の市場価値を把握することから始まります。
この段階では、マンションの特徴や立地、現在の市場動向などを基に、適切な価格が提示されます。

2:媒介契約の締結

価格に同意すれば、不動産会社との間で媒介契約を結びます。
媒介契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があり、それぞれ特徴が異なりますので、自分の状況に合った形を選ぶことが重要です。

3:売却活動の開始

契約後は、不動産会社が販売活動を開始します。
インターネットや広告を通じて買い手を見つけることが主な活動内容です。
この時期、内覧の対応が求められることもあります。

4:売買契約の締結

買い手が見つかれば、売買契約を結びます。
この際、重要事項の説明が行われ、契約内容に双方が同意すれば契約成立となります。

5:決済と引渡し

最後に、決済が行われ、マンションの鍵が買い手に引き渡されます。
この段階で、ローン残債があればその清算も行われます。

*気を付けた方が良い点

売却にはさまざまな費用がかかります。
仲介手数料や抵当権抹消の費用、税金など、前もって把握しておくことが重要です。
また、契約内容をよく理解し、不明な点は当社をはじめとする専門家に相談することも大切です。

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□ローン残債がある場合のマンション売却ステップを紹介

ローン残債を抱えたマンションの売却は、通常の売却とは異なる手順が必要です。
ここでは、ローン残債がある場合の具体的なステップを見ていきましょう。

1:ローン残高の確認

最初のステップは、現在のローン残高を正確に把握することです。
金融機関から提供される返済予定表や残高証明書で確認できます。
この残高は売却計画を立てる上で欠かせません。

2:売却スケジュールの設定

ローン残債がある場合、売却のタイミングが非常に重要になります。
市場の状況や自身の財政状況を考慮し、最適な売却時期を決定する必要があります。

3:抵当権の抹消と売却代金の処理

売却が成立し、代金が支払われたら、ローン残債の返済と抵当権の抹消手続きを行います。
この手続きは、不動産売却の法的側面で大切ですので抜かりなく行いましょう。

4:物件引渡しと最終手続き

最終段階では、買主に物件を引き渡し、必要な書類を交換します。
この時点で、ローンの完済と不動産の所有権移転が行われます。

*ここでも気を付けた方が良い点

ローン残債がある場合、売却金額がローン残高を下回る可能性があります。
この「ショートセール」の場合、追加の資金を準備する必要があるため、事前の計画が重要です。
また、金融機関との連携も欠かせませんので、あらかじめご相談ください。

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□ローン残債があるマンション売却時の注意点

ローン残債を抱えてのマンション売却には、特に注意すべきポイントがいくつか存在します。
以下では、これらの重要な注意点を詳細に解説していきます。

1:ダブルローンのリスク回避

マンション売却中に新しい住居を購入する場合、ダブルローンのリスクがあります。
これは、新旧両方のローンの返済が重なる状況を指し、財政的な負担が大きくなる可能性があります。
そのため、新居の購入はマンションの売却が確定してから行うことがおすすめです。

2:売却に関わる費用の把握

マンション売却には、仲介手数料や登記費用など、さまざまな費用が関わってきます。
これらの費用を正確に把握し、売却計画に反映させることが大切です。
費用を見落とすと、予期せぬ財政的な問題に直面する恐れもあります。

3:金融機関への連絡と協力

ローン残債がある場合、売却手続きに金融機関の協力が不可欠です。
特に、抵当権の抹消手続きは金融機関を通じて行う必要があります。
早めに金融機関に連絡を取り、必要な手続きについて相談しましょう。

4:適切な不動産会社の選定

マンション売却において、信頼できる不動産会社の選定は非常に重要です。
特にローン残債がある場合、専門知識と経験を持つ会社を選ぶことが、スムーズな売却への鍵となります。

なお、当社では熊本市周辺で中古住宅の取り扱い実績が豊富です。
上記でご紹介した内容のお悩みを持つ方は、ぜひ当社にお任せください。
皆さまのスムーズにな取引を手助けいたします。

□まとめ

この記事では、ローン残債を抱えたマンション売却における基本的な流れと注意点をご紹介しました。
売却の相談と査定から始まり、媒介契約の締結、売却活動の開始、売買契約の締結、そして決済と引渡しに至るまでのプロセスは、慎重かつ計画的に進める必要があります。
特にローン残債がある場合、ダブルローンのリスク、売却に関わる費用の把握、金融機関との連携、そして適切な不動産会社の選定が重要なポイントです。

ご紹介したステップと注意点を念頭に置きながら、適切な準備と情報収集を通じて、スムーズで有利な売却を目指しましょう。

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中本伸也

投稿者

中本伸也

15年以上不動産業界に従事し、宅地建物取引士や賃貸経営不動産取引士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家です。不動産に関するお悩みやご質問は、ぜひ私どもにご相談ください。豊富な経験と知識で最適なご提案とサポートをいたします。お気軽にお問合せください。

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